新築内祝いとは何か?

結婚や出産など、何らかの慶事があった場合には、内祝いを贈るのが一般的です。この内祝いというのは、家族の幸せを親族や知人などの身近な人と分け合うという趣旨で贈られるものですが、現在ではお祝いの品をもらった相手に対するお返しとして何らかの品物を贈るのが慣習化しています。この慶事の一つに家の新築があり、その際に送るのが新築内祝いです。家を新築すると、そのお祝いの品物が贈られてくる場合がありますので、そういったときには忘れずに内祝いを返すようにしましょう。万が一、忘れてしまうと、社会人としての一般的なマナーを知らない人間であると思われてしまう可能性があるため、お祝いをもらったら忘れないうちになるべく早く返礼品を贈るべきです。

新築内祝いの相場とは

では、新築内祝いを贈る場合には、どれくらいの金額の品物を選べばよいのでしょうか。これについては、一概にいくらと決まっているわけではありませんが、社会通念上は、もらった品物の半額程度のものを返せばよいと考えられています。そのため、1万円くらいのお祝いの品をもらった場合には、5,000円前後のものを内祝いとして贈るようにすれば失礼にはなりません。ただし、これには例外があり、相手が目上の人物である場合には、相場よりも少し高めのものを選ぶ必要があります。もらった品物よりも高価なものを贈る必要はありませんが、相手との関係を考えてどれくらいの内祝いを贈るべきかを検討するとよいでしょう。なお、贈る品物に特に決まりはありません。