快気内祝いの意味を知ろう!

快気内祝いとは、ある程度症状が良くなって退院したものの、引き続き通院や治療を続ける場合に使います。けがや病気が完全に治ったときは、快気祝いとします。どちらの場合も、けがや病気をした本人から、お見舞いのお礼やお返しをすることを言います。贈答品については、症状が消えることを願ったお祝いですので、お菓子や洗剤などの消耗品が定番になっています。最近では、商品券やギフトカードなど、賞味期限を心配しなくて済むものを選ぶことも多いようです。金額の目安としては、お見舞いに頂いた額の3分の1から半分くらいが相場でしょう。医師や看護師などの病院関係者には、原則としてお礼は必要ありません。病院によっては大変迷惑が掛かりますので、無理に渡さない方が無難です。

お礼のタイミングとマナー

お礼を渡すタイミングはいつ頃が良いのでしょうか。特段の決まりはありませんが、一週間から十日以内が目安になります。職場の方など迷惑をかけている相手には、一週間以内に渡した方が望ましいでしょう。遅くとも生活が落ち着いてくる頃、退院後一か月以内には贈るように努めて下さい。郵送する時には、直接お礼を伝えられない気持ちを込めて、メッセージカードなどを同封しましょう。快気内祝いを贈るときは、のし紙をかけます。けがや病気は、再度起こらない方が望ましいものですよね。そのため快気内祝いに使う水引は、紅白の結び切り、が一般的です。結び切り、には結びなおすことが出来ない、二度と繰り返すことのないように、という意味があるためです。最低限のマナーを守って失礼がないように注意しましょう。